Q.飛行機・ヘリコプター免許に種類はありますか？どれがおすすめですか？【プロが回答】

飛行機やヘリコプターを操縦してみたくて、ネットでいろいろ情報収集をしています。調べるといくつかあるみたいですが、免許にはどのような種類はあるのでしょうか？また、初めて免許を取得するのにおすすめはありますか？

A. 飛行機免許・ヘリコプター免許には下記のような種類があります。

技能証明書	航空の等級
自家用操縦士 事業用操縦士	陸上単発ピストン 陸上多発ピストン 陸上単発タービン 陸上多発タービン 水上単発ピストン 水上多発ピストン 水上単発タービン 水上多発タービン

趣味でフライトをする「自家用操縦士」、商用パイロットとして働くための「事業用操縦士」があり、その中でも、陸上か水上、単発か多発、ピストンかタービンによって8種類の等級があります。

それぞれ下記のような違いがあります。

陸上か水上：水上を飛行できるか、できないのか
単発か多発：エンジンの数による違い、単発の場合は1つ、多発の場合2つ以上
ピストンかタービン：エンジンのシステムによる違い、ピストンエンジンか、タービンエンジンか

「事業用操縦士」になるためにはまずは「自家用操縦士」を取得する必要がありますし、これと同様に、単発→多発と進むのが一般的です。水上か陸上、ピストンかタービンは個人の好き好きではありますが、陸上ピストンが最も機体の価格が安いため、訓練費も安く、まずはそこから取得を目指す方が多いです。

そのため、乗りたい航空機などが決まっていない場合は、入口として「陸上単発ピストン」から始めることをおすすめいたします。

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