自家用操縦士免許の取得を検討する中で以下のような悩みはありませんか?

  • 「ネットに色々情報はあるけど、本当なの?実際にどれくらいかかるんだろう?」
  • 「国内、海外の取得方法があるけどどっちがいいのだろう?」
  • 「安いスクールを選ぶと危ないのかな?」

航空業界は携わる人も限られるため、そもそも情報が少なかったり、情報があっても誤っているケースも多くあります。そのため、実際にフライトスクールにいくと本来想定した以上の金額がかかってしまうこともあります。

本記事では、航空業界に数十年携わる私が今までの知見を活かして、国内で免許を取得するのにかかる費用
や海外で免許を取得するのにかかる費用の内容などを実例などをもとに詳しく解説していきます。この記事を読むことで下記のようなことが実現できます。

  • 自家用操縦士免許の取得にかかる実際の金額のイメージが湧く
  • 免許の取得方法がわかる
  • 国内か海外どちらで取得するべきか理解できる

そもそも自家用操縦士免許とは?

自家用操縦士免許は、趣味として個人的に飛行機やヘリコプターを操縦するために必要な免許です。仕事として他者から報酬を得るなどの事業目的の飛行は「事業用操縦士免許」が必要になりますが、友人や家族を乗せてフライトすることは可能です。

個人で飛行機やヘリコプターを所有したり、機体の共同所有をするフライトクラブに加入して、フライトを楽しみたい方は取得の必要がある免許になります。

自家用操縦士免許の取得にかかる費用

自家用操縦士免許の取得方法としては、主に、①国内で免許取得、②海外で免許取得の2つの方法があります。今回は日本でかかる費用と、アメリカでかかる費用をご紹介していきます。結論からいうと、アメリカでは日本の約2分の1の金額にて免許を取得することが可能です。また、アメリカで取得した免許は、もちろん日本の免許に切り替えることも可能です。

まずは日本でかかる費用からみていきましょう。

国内で取得する場合の費用

飛行機とヘリコプター免許取得にかかる金額は、そもそも機体のレンタル費用が違うため、大きく違います。日本での飛行機は約695〜1,092万円、ヘリは820〜1,720万円が相場金額となります。

免許の種類取得にかかる金額
飛行機免許約695万円〜1,092万円
ヘリコプター免許約820〜1,270万円
日本でかかる自家用操縦士免許の取得費用

アメリカで取得する場合の費用:日本でかかる費用の約2分の1

アメリカでの自家用操縦士免許取得の場合、飛行機が426〜589万円、ヘリが486〜659万円が相場費用なります。

免許の種類取得にかかる金額
飛行機免許約426万円〜589万円
ヘリコプター免許約486〜659万円
アメリカでかかる自家用操縦士免許の取得費用

日本・アメリカでかかる費用の内訳や各項目の金額に関して下記の記事にて詳細に説明しておりますので、興味ある方はご覧ください。

アメリカでの取得のメリットは下記の3点になります。

  • 免許取得の難易度が低い
  • 免許取得費用が安い
  • 免許取得期間が短い

それぞれに関して説明していきます。

免許取得の難易度が低い

日本の自家用操縦士免許の実技試験は、海外と比較して、求められる技術や、知識の水準が高いです。そのため、機体を使った訓練時間も長くなります。

免許取得者の平均訓練時間としては、日本の場合、約100時間かかるものの、海外ですと平均60時間と約半分の時間で免許取得が可能です。

免許取得の費用が安い

アメリカで免許を取得する場合、日本でかかる金額の約2分の1の金額で免許を取得することが可能です。理由としては、日本での機体のレンタル費用の高さと、試験の難易度が高いことによる訓練時間が長くなることが理由になります。

例えば、飛行機免許の場合、日本で1時間かりると約8万円ほどかかりますが、アメリカで1時間かりる場合と約2.5万円ほどと約3分の1の金額になります。日本では機体を使った訓練に約100時間かかるため、8万円×100時間で機体のレンタル費用だけで800万円ほどかかるのが一般的です。
一方、アメリカの場合、訓練は約60時間のため、2.5万円×60時間で約150万円ほどがレンタルでかかる金額になります。

アメリカの留学では、渡米費用や保険代、VISA取得費用などがかかりますが、それらを加えたとしても、最終的な金額は日本の約2分の1となります。

免許取得の期間が短い

日本で免許を取得する場合は、約6ヶ月〜1年ほどの期間が一般的ですが、アメリカで取得を目指す場合は約2〜3ヶ月ほどの期間で取得が可能です。必要な訓練時間の長さと気候が理由になります。

そもそも、自家用操縦士免許の訓練では、雨やくもりの場合、コックピットから外の状況をクリアに見ることができないため、訓練をすることができません。日本は雨やくもりが多いため、訓練することができないケースも多いです。そのため、期間も長くなる傾向にあります。

ユニバーサルエアーでは、アメリカのロサンゼルスで訓練を実施します。ロサンゼルスは平均すると月に2〜3日ほどしか雨がふらないため、ほとんど毎日、効率的に訓練することができます。そのため、免許取得期間も短くなります。

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<日本 vs アメリカ>免許を取得する場合のメリット・デメリット

日本とアメリカで自家用操縦士免許を取得する場合のメリット・デメリットは下記になります。

項目日本アメリカ
取得にかかる費用約1,000万円約400万円
メリット・仕事をしながら通うことができる
・英語学習の必要性が少ない
・安く免許取得ができる
・2〜3ヶ月ほどで免許取得が可能
デメリット・金額が高い
・免許取得まで1年ほどの期間がかかる
・試験が英語で実施されるのである程度の英語学習が必要
・2〜3ヶ月ほどの渡航が必要(長期休みなどで分割可能)
日本とアメリカの比較表

海外での訓練になるものの、安く免許を取得したい方や、アメリカでの数ヶ月の滞在に興味のある方、航空業界においてもトップを走り、飛行機やヘリコプターも一般的な乗り物として活用されるアメリカで免許取得をされたい方はぜひ下記から資料請求お願いいたします。

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自家用操縦士免許の取得後に待っている生活

自家用操縦士免許を取得したあとに、どのように免許を活用するか気になる方も多いのではないでしょうか?そんな方に向けて、卒業生をふくめ、どのように活用しているのかご紹介させていただきます。

フライトクラブに加入して操縦を楽しむ

フライトクラブとは、機体の共同所有をするサークルになります。個人で機体をもつと、中古でも約1,000万円近い金額と、年間数百万円に及ぶ維持費がかかります。そのため、共同所有するフライトクラブに加入する方法は一般的です。

加入するとクラブが所有する機体を割安な料金で利用することができます。例えば、下記のフライトクラブでは、小型飛行機(セスナ 172)のレンタルは、1時間あたり約22,000円になります。

飛行機クラブでの小型飛行機のレンタル料金
飛行機クラブでの小型飛行機のレンタル料金

フライトクラブに加入して、土日などお仕事がお休みのタイミングで、機体をレンタルして空を自由に飛び回り、操縦を楽しんだり、空の上から自分の知っている街の景色を見たり、海や夕暮れの景色を楽しんだりと楽しみ方は無限大です。

アメリカで機体レンタルをしてフライトを楽しむ

アメリカで免許を取得された方は、アメリカでの操縦も楽しむことができます。アメリカは日本と比べて、航空ルールも自由のため、日本ではどこからどこに何時に飛ぶのかといったフライト計画を提出することが必要ですが、アメリカでは当日に急にフライトをすることも可能です。

そのため、アメリカ旅行のついでに、飛行機をレンタルして、ラスベガスに旅行に行ったり、友人と一緒にロサンゼルスの街の上を遊覧飛行したり、近くの空港にディナーを食べに行ったりとあくまで乗り物として楽しむことも可能です。

まとめ:自家用操縦士免許の取得ならユニバーサルエアー

今回は自家用操縦士免許にかかる費用に関して解説しました。航空学校のユニバーサルエアーでは、日本と比べて約3分の1の金額で飛行機・ヘリコプターの免許取得が可能です。ご興味ある方は、資料のご請求や無料の説明会も実施しておりますのでご相談くださいませ。

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